「お風呂」の効用。

「お風呂」。
首都圏で暮らしてトータル○○年。
故郷で暮らした年数を大きく越えました。
東京で10年。
その後、ずーっと横浜市(ハマっ子の方からは「あそこは横浜とは言わない!」と言われますが)で。
部屋に付いていたユニットバスは、多くが追い焚きが出来ないタイプでした。
(学生の頃と社会人になっての数年は、近所のお風呂やさんに行く生活でしたが)
そうすると、どうなるか??・・・。
殆どの場合、シャワーで済ますことになってしまいます。
それで、全く不便を感じてはいませんで。
時々 温泉に出かけたり、スポーツジムのお風呂を利用することもありましたが、長湯することもあまりありませんでした。
・・・体が冷えていると、温かいお風呂に長い時間入るのはキツイと感じる様だ・・・という、お話を聞いたこともあります。
現在の住居に付いているお風呂は、見張っていないとバスタブからお湯を溢れさせることもあったりで。
見張っているのも面倒で。
お湯を足さないとドンドン冷めて行きますし。
ホテルのような広めのバスタブでも無いから、リラックス気分には程遠く。
結果、朝シャン中心の生活に。
朝シャンは、髪の寝癖と洗顔を一度で済ませられるものだから、朝の支度が簡単です。
そこから着替えてメイクして、出勤する(外出する)・・・毎日でした。
朝と夜、両方シャワーを浴びることが多かった。
・・・肌が乾燥するのは当たり前だなぁ・・・。
さて。
この度、家族の実家に長期滞在することになりました。
まず、洗顔するのに高さが丁度良い洗面台がありまして。
床が全然、水に濡れないのです。
お風呂場と脱衣所に大きな窓があって明るくて。
お風呂に入りたい時は、スイッチをポンと押すだけ。
お湯の量を測って、常に(設定した)最適温度にしてくれて、お風呂が沸いたと知らせてくれるんです。
「なんて素敵!!」な、湯沸かしシステムが設置されていたのでした。
面倒が全然無い。
お風呂に、ゆっくり入る気になります。
そして、気持ちがいいんです!!
ゆっくり入ると、体が温まって血行が良くなりますから、体の中の老廃物の回収が進むんですね。
酸素や栄養も、体の隅々に届きやすくなる。
うっかりぶつけた(しかもぶつけた記憶が無い(苦笑))青アザの治りが早い!
顔色も良くなるし、肌の調子も上がります。
風呂上がりの保湿は必須ですが。
肩こりに悩まされていた家族は、絶好調の様子でした。
その時期は、完全に「朝シャン派」から「夜風呂派」に変わっていました。
首都圏の暮らしでは、お風呂に浸からなくても別に良かったのです。
雪国や北国では、追い炊きが出来るお風呂じゃないと、お風呂場が寒くてどうしようもない!ですからね。
一戸建てのお風呂場は大抵ユニットバスじゃないから。
壁面はタイルだし、換気のためにもカビ防止のためにも窓がちゃんとある。
追い炊きできないお風呂は、北国の一戸建てでは暖房面?で致命的です。
特に、これからの時期は体に負担です。
心筋梗塞とかね・・・起こすきっかけになりかねない。
若い時は、お風呂の効用を侮って居りました。
綺麗も、アンチエイジングも、健康も。
お風呂の力を無視できません!!
お風呂の力を見直した、10月でした。
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写真はアオツヅラフジかマツブサだと思われます。
美しい小粒の葡萄のような青い実と、緑の葉が蔓状の茎と連なって素敵です。
ご近所で見かけた、深い秋の色でした。
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