「腑」に落ちる。


 知識として持ち合わせていると思っていても。

それが、理解しているということとは違うということが、幾つもあって。


「あぁ〜。そうだよね。考えてみたら解りそうなものなのに・・・。」と思ったことがありました。


最近感じたその一つが、妊娠や出産にまつわることの記事。


私も知らず知らずに、所謂(いわゆる)女子の呪い(逆に言えば男子の呪い)にかかっていたのだと自覚したわけです。


「卵子は劣化していくけれど精子は毎日作られるのだから、女性には妊娠や出産のタイムリミットがあるが、男性はそれほどタイムリミットに左右されない。」

・・・皆さん、そう思っていませんでした?


「男はいいわよ?結構な歳になっても親になれる確率は高いけど、女は妊娠や出産するのには限界があるんだよ!」って、怒鳴ったことがある人もいるかもしれない。


男性にも不妊リスクのタイムリミットは存在するだろうということが、想像できたはずなのに。

だって、精子を製造する本体(男性)も、年をとっていくのですから。


そう。


年齢とともに、精子の奇形(受精できないor受精できても流産の可能性が高い「規格外」)や、そもそも卵子にたどり着けない虚弱な精子が増加するということ。


WHOの報告によると不妊の原因の半分は男性側にあり(考えれば当たり前だ)、男性も35歳をピークに精子の品質劣化(DNAが損傷した精子の割合が増える)が強まるのだそうです。


「35歳丸高」って、男女平等の話だったってこと。


不妊の原因が男女平等なのは分かっていたけど。

「妊娠&出産適性年齢」についても同様だと、思いが至っていなかった。


 生理的に適性年齢で子供が欲しい人同士で、双方に不妊の問題が無いなら良いのですが。


結婚したいと思うタイミングと子供が欲しいと思うタイミングが、理想と一致するとは限らないし。

一緒に暮らしたい&人生を共にしたいと思うパートナーに出会うタイミングは、また別ですし。

どんなに愛し合っていても、一緒に暮らすのに向いていないカップルだって実在します。

妊娠能力は高くても「親」「子育て」に不向きな人もいる訳です。

親もそれぞれ。


 それから・・・高齢で親になることが、マイナス面だけとは限らない。


年齢が高めで親になった人の子供は、精神的に落ち着いた子供が多いそうです。

年齢が高めで親になれた人たちの卵子も精子も、生き残る能力が高かったとも言えますし。

それから精子のDNAの突然変異の確率も上がるために、人類の多様性に寄与している面も大きいとか。


兎角、男女を区別して論じることが多いのですが。

男性の体は、基本形である女性の体をリフォームして作られていくらしいので。

生理的な特徴は土台が同じだけれど機能を変更したもの。

そうやって出来た体も・・・一様ではありません。

そして、「個性」に性別はない・・・のです。



*****


写真は、故郷で盛りの梨の花。

今年は桜の開花が2週間も早く、いつもより春が駆け足です。

故郷の果樹は後継者不足で、伐採されることが増えてきました。

寂しい限りです。










特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon