マーマレードはほろ苦くなくちゃ!
私、マーマレードが大好きです。
トーストにバターを塗って、その後にマーマレードをのせるのが大好き。
アイスクリームにトッピングするのもお気に入り。
あの、ちょっとほろ苦い味がどちらとも相性が良いと思うのです。
ところが最近、そのマーマレードがちっともほろ苦くないなぁと感じておりました。
なんと、ほろ苦いを「苦い」「苦手」と感じる方が増加傾向の様でして。
スーパーのジャム売り場では「苦くない!」を売り言葉にしたママレードのオンパレードとなって居りました。
昔はあの庶民の味方の「SONTON」のマーマレードもしっかりほろ苦かったのに。
日本人の好みは、いつぐらいから「甘いママレード」に変化してきたのでしょうか??
?
ちょっとお子様な味覚の方が増えた?
子供さんが、苦い、酸っぱい、辛いが苦手なのは、幼体が毒から遠ざかるための防御の一つではあるので、仕方の無いこと(ピーマンが苦くて嫌いとかね)ですが、好みが変化せずに大人になった人が多いのかしらん?
いや・・・ひょっとして、ほろ苦いを昔から「苦い」と感じている人が多かったってこと?
ビールやコーヒーやチョコレートの、ちょっと大人な苦味が苦手なの??
チョコレートはビターが美味しいぞ!!(個人的見解です・・・笑)
ですから、私好みのほろ苦いマーマレードは「ビターオレンジ」を探さないといけない。
もしくは輸入品を。
そう。
輸入品のマーマレードは、ほろ苦いままの様な気がします。
外国の伝統的な食料品は、急激に変化することが少ない様に思います。
肌感覚ですけれど、食品に関しては日本より他国の方が良い意味で保守的な感じがします。
なにせ、日本はカレーだろうがラーメンだろうが、アレンジを施してオリジナルに仕上げてしまう国ですからね。
そこもまた、日本の魅力なのですが。
皆さんは、マーマレード、甘いかほろ苦いか・・・どちらがお好みでしょうか?
梅雨に入る前の過ごしやすいこのひと時。
新潟市は気温が20℃前後で日陰がちょっと肌寒くて、暖かい紅茶にマーマレードも楽しめるかな?な陽気です。
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写真は ”夏蝋梅(なつろうばい)”の花。
なんと、絶滅危惧種なのだとか。
実家近くの農家さんのお庭に咲いていたのですが、なんだか珍しいと思って写真に撮りました。
明るい緑の葉っぱと白い花弁。
初夏に似合うお花です。
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