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妙齢&目尻の❌印。


 妙齢・・・本来は若い年頃、特に女性の若い年頃を指す言葉なのだとか。

「妙齢の御婦人」と言った表現が、明治〜昭和初期頃の文芸作品によく書かれていましたものね。

「妙」には「若くて美しい」という意味があるんだそうです。

一般的に10代後半から結婚適齢期(コレについては色々炎上しそうな話ではありますが、多分25歳前後)を示す言葉だとか。


 ところが最近は「妙」が微妙を連想させる所為か、アラフィフ以上(つまり中年以降)を表す様に使用される事の方が多い様子です。

私も妙齢と言われると中年以降のイメージが先行してしまいます。


 で、最近、その中年以降の有名人の皆様をテレビで拝見する度、なんだか気になる目尻・・・の違和感。

そう!コレは一体、何なのだろうと思っておりましたら。

その正体・・・それはアイラインでした。

アイラインの目尻側。

目尻を持ち上げて見せたい意識(本人?メイクさん?)が、アイラインを跳ね上げさせているのでしょう。

ですけれども。

上瞼の目尻側が下がって出来たラインに対して約15〜30度前後の角度でアイラインを跳ね上げてしまうと・・・一筆書きの魚の絵の尾っぽ側の様なバツ印が出来上がります。


 何だか、それだけが目立ってしまって逆効果。

シワがラインで描き足されている感じ。


 アイラインは、目の際を濃くして目をはっきりと見せる為に使います。

マスカラとの相乗効果で目を大きく見せる効果があります。

美しくアイラインを描いて、キャットアイ的なテクニックを駆使することも可能ですが、それは副次的な事。

若い時はそれで良いし、メイクを指南されている方々も色々テクニックを伝授されています。

大いに楽しんで頂きたいデス。


ですが、瞼が下がってき始めたら、睫毛の生えている箇所よりラインをはみ出させない方が綺麗に見えると思います。

それに、初歩のメイクの基本は、睫毛を付け足す様に描けと教えているはず。


アイラインを描く人はメイクアップが好きな人だと思います。

せっかくメイクアップするなら素敵に見えて欲しいな。

若い時に得たテクニックは、オールマイティでは無いのですよね。

盛りメイクが似合うのは、それに負けないパワーがある時期かな?とも思います。


 大人のメイクアップは、引き算やバランス・・・派手じゃなくて上品を目指したい。

そう、思います。


*****

写真は、ちょっと時期を過ぎましたが、9月末に撮ったオオムラサキツユクサの花です。

葉っぱが長くて沢山交差しているのが、今回のお題に似合っているかな?と思いました。




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