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帰還から半年。



 故郷に戻って半年が経ちました。

やっと、心静かに過ごせそうな状況になってきました。

ふーっ・・・と一息付けたところです。


 私たちの住所変更やらその他の手続きは勿論でしたが、リフォーム工事をしながら片付けをして。


 故郷に戻る2ヶ月半前に一人、戻ってきてから1ヶ月半後に一人。

4ヶ月の間に家族二人を見送りました。


 バタバタしていました。

とにかく落ち着きませんでした。

何も予定がない日でも手続きばかり気になって、焦って他の予定が入れられないという様な気分で。


 家族二人を見送った後の手続き。

これが怒涛のごとく押し寄せてきまして・・・。


・お葬式、香典返し、納骨など(葬儀会社とお寺さんとのやりとり)の諸々。

・死亡保険金の受け取り手続き(保険会社へ申請。保険証書の他に死亡診断書等色々あります)

・区役所への(保険証・介護保険証・障害手帳の返却、戸籍謄本・除籍謄本・印鑑登録・印鑑証明書の請求など)諸手続き

・家族の出生から死亡までの全部の戸籍謄本の請求。

・家族の年金の手続き。

・公共料金(電気・ガス・水道・NTT・NHKの引き落とし口座変更と名義変更)に関係する諸手続き。

・家族の財産の相続(銀行口座の凍結と解約&相続、登記変更を司法書士事務所へ依頼など)手続きの諸々。


 どれも初めての経験なので、効率的な段取りを組むことが出来ませんでした。

何をどうすればどうなるのか?・・・予測がつかない。

只々、こなして行った感じです。

ですので、備忘録をつける事にしました。

今後もあることですし、役にたつでしょう。


 実家の方は、兄弟が県外にいるので私が手続きを引き受けました。

納骨の日にしみじみ車内で話しました。

「こう言っちゃなんだけど、結果的に良い時に会社を辞めてくれたなぁって感じだよね。凄く助かってる。」と言われました。

私もそう思います。


 退職を決断したのは、実家がちょっと危ないなぁと思い始めていたからでしたが・・・。

直接の理由ではなかったので。

絶妙なタイミングでした。

天の配剤・・・は大袈裟ですが、そんなことってあるのかもね・・・と納得するような。


*****


 これから、そんな経験を必ずされる皆様へ、これだけはお伝えしておきたいなと思います。


除籍謄本、戸籍謄本、印鑑証明司書は、全て1セット用意すれば事足ります。

複数とる必要ありません。

銀行も司法書士さんも、本物(発行6ヶ月以内)を提出すればそこでコピーを取って、本物を返却してくれます。

彼らは、提出されたものが”本物”であればいいので。


 私は説明書類を見て、てっきり複数必要だと思って役所に請求してしまいました。

勿体なかったなぁ。

書類の説明は、そういう意味では親切じゃありませんよね?(笑)


 以上、ご報告でした。



*****

写真は、ピカピカのハート型の葉っぱが可愛い浜昼顔の花。

新潟市は、昔、新潟砂丘と言われるくらいの砂浜があったところ。

関屋分水や大河津分水ができて、砂浜はかなり削れてしまいました。

砂地だから、浜昼顔をよく見かけます。

お昼寝しているみたいな感じですね。


 

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