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氷柱越しに見る冬の青空。


 小さな氷柱越しの冬の青空。

実家の最寄りのバス停の待合所から撮った写真です。

空気が澄んでいて、雪の匂いがします。

氷をたっぷり入れたお水を飲むような、キーンとする空気。

青空の色も澄んでいる。

雪国だからといって、雪雲で覆われた曇った空ばかり・・・と言う訳ではありません。

雪は空に浮かぶ埃や塵を一掃するから、晴れた時の空は本当に綺麗なのです。


 雪掻きが当たり前の地域です。

昨日、久々に雪掻きをしました。

もっと雪の量が多い地域では「雪掻き」じゃなくて「雪掘り」。

同じ新潟県でも上越や魚沼の辺り。

「雪掻き」なんて甘いもんじゃ無い・・・「雪を掘る」だから。


 更に寒いところでは、「水抜き」が常識。

私が「水抜き」という言葉を初めて聞いたのは最近で、しかも札幌出身の友人から。

寒さで水道管が凍って破裂してしまうことがあるので、札幌の方では冬季は寝る前に必ず水道の元栓を閉じて、蛇口を全部開いて水を流し切る。

・・・つまり、水道管の中にある水を抜く。


 新潟市辺りだと「水抜き」は、ほぼやりません。

最低気温は関東とさほど変わらないことが多いので。

水道管が破裂することが無くは無いのだけれど、最低気温は札幌ほど下がりません。

水道管の破裂を防ぐために、どこかの蛇口を少しだけ開いて水をずっと流したままにしておく・・・といった対策を取ります。


 その札幌の友人と「スノーダンプ」の話をしたら、なんだか噛み合わない。

私の「スノーダンプ」は、プラスチックのようなカーボン素材が金属のフレームで囲まれている、人力の押して使う軽い雪掻き道具のこと。

彼の言う「スノーダンプ」は、除雪車の超ミニタイプのような・・・上に雪を巻き上げて除去する機械のことで。


 同じ雪国&北国でも、寒さと雪の量が異なると、使う道具も表現する言葉も違う。

今更ながらに「ほぅ!」と思ったりしたのでした。




 さて、大寒も過ぎました。

寒さは底をついたかな?

そうなら良いのだけれど

2月が終わるまで、まだまだ油断なりません。


 とは言え、もうすぐ節分。

どんどん、昼間の時間が増えてきて、太陽が力を増してきます。


 中華街では春節のお祝いの準備が始まっているでしょう。

中華圏では新年を迎えるのは春節。

中国の旧暦によると、今年は2月1日だそうです。

昨年は2月12日。

世界で共通の暦を使いつつ、季節の節目は旧暦の影響が強い。

中華圏の旧暦は閏月がある年もあるそうなので、春節はかなり日にちが前後します。


 日本の今年の節分(つまり旧暦の大晦日にあたります)は2月3日。

翌日が立春(春が始まる日=旧暦のお正月)となります。


中華圏と異なり、毎年1〜2日程度のズレがある位です。

中国は文化的に大きく影響を受けた隣国ですが、かなり様子が違います。

面白いですね。

差異が生じたのは、明治政府が選んだ暦が関係しているのだとか。

それ程、昔のことでは無いのですね。


 2月からは早くも花粉が飛ぶそうな。

コロナ禍の中、マスクのおかげで顔の大部分は覆われていますが、額と耳の近くや目の周りは無防備です。

花粉は勿論、ウィルスも目(の粘膜)に飛び込んで来やすいですし。


 コロナウィルスに十分注意を払いながら紫外線や乾燥や擦れに弱いお肌を、日焼け止めと保湿で守ることをどうかお忘れなく。






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