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リゾートの演出

数年前に沖縄の宮古島を訪れた時のこと。

宿泊先は、日本では誰でも知っているホテルチェーンの一つでした。

沖縄といえばリゾート地です。そういうイメージを従業員の制服に取り入れていて、多分「かりゆしウエア」を着用されていたと思います。

ちょっと残念なのは、かりゆしウェアの下が黒のスラックス又は黒のスカート、足元が黒の革靴、パンプスだったこと。せめてチノクロスのパンツに明るい色目のスニーカー程度にできなかったでしょうか?

日本人は接客業について厳格なのですが、その生真面目さが中途半端なリゾートの演出になっています。厳格な側にいるお客様が、全く逆な指摘をされることもあるかもしれません。

「仕事はモノトーンのスーツに革靴が基本だ!」とかね。そんな方々のクレームをなるべく回避したいのかも。

でも・・・ここを訪れるお客様の目的は「リフレッシュ」ではありませんか?

私は、到着の瞬間からリゾート気分を味わいたいと思ったのですが。

海外の南の島のホテルのレセプションスタッフ、お部屋のお掃除スタッフやカフェのスタッフは、素足に革サンダル(かかとは、カパカパしないものが多い)でした。ガーデニングスタッフや調理場スタッフは、その仕事内容に似合った制服を着用されています。

沖縄は、海外でも有名なリゾート地です。本土の資本のホテルチェーンの教育は素晴らしいとは思うのだけれど、沖縄の風土と伝統を生かした演出として、制服を考える余地はないでしょうか?

サロンやお店の、スタッフの制服&インテリアなどにも通じる部分です。お客様が来店されたところから、リフレッシュしていただく演出を考える・・・大切ですね。

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