小さな集落にこそCafeは必要では?


至って個人的な話にはなるのですが、小さな集落で私がCafe&Salonのオープンを目指すことになったのは、田舎で暮らす両親とのやりとりでした。

田舎に故郷をお持ちの皆様には納得していただけると思うのですが、田舎の交通手段は車です。交通機関が衰退している田舎では「足」が無いと生きていけません。

1時間に1本あるか無いかの「バス」を使って、帰省をした時のことです。父が歩いてバス停まで迎えにきてくれていました。家までは10分程度。だいたい800mくらいの距離なのですが、帰りに父の足がもつれ始めて息が上がり、家に着く手前では私が肩車をしなければならない状態になっていました。片足に痛みがあるため積極的に歩く方ではなかった父ですから、外出はもっぱら「車」。筋力が弱ってしまったのでした。その車も、近頃は「物忘れ」のために家族の判断で免許を返上してしまったので、出歩かなくなった彼の筋力は落ちる一方。

歩くのは大事だと頭で解っていたし、20〜30分歩くようにハッパもかけられていたのですが、積極的にはなれませんでした。だって・・・「あそこまで歩いたら●●●がある!」という楽しみが無いのです。張り合いがありません。「本を選ぶ、喫茶店に行くというような小さな楽しみ」を得るためには、最低限3〜4㎞先まで行かなければなりません。普通に歩けば50分から1時間かかります。では、自転車は?今の脚力では、それさえも困難です。でも、ちょっとした楽しみがあれば、10分程度なら歩くことも励みになるのではないでしょうか?少しずつ、行動範囲が少しずつ広がれば、気力も増すかもしれません。

年配の方々だけでなく、お休みの日のちょっとした気分転換になる気兼ねのない、ちょっと歩いたら美味しいお茶が飲めたりお喋りができる「居場所」。小さな村に住む人たちの気分転換や楽しみの一つになりたいなあ・・・そんな気持ちがどんどん膨らんできたのでした。身の丈に合った小さなお店になるでしょうが、実現を応援していただけると嬉しいです。

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