褒めるって?

February 10, 2017

 

 あるお店のお客様から、スタッフに対してこんな苦情が寄せられたことがあります。

「いつも、お店に行くと持ち物や服装を褒められる。最初は嬉しかったのだけれど、

あまりにそれが多すぎて、気軽な気持ちや格好で行くことができなくなった。」

 

スタッフは一生懸命、お客様に気分良くお過ごしいただきたいと思ってそうしたのでしょう。

お客様を褒めるように指導されていたかもしれません。でも、どのような褒め方が良い褒め方

なのか?は教えてもらえていなかったのでしょう。

よく考えてみれば、単純に服装や持ち物が素敵だと伝えているだけですよね?

心に響かないばかりか、このお客様のように非常に居心地の悪い思いをしてしまう。

「お似合いですね!」「お洋服のセンスがいいですね!」だったら、聞こえ方は違ったのに。

 

 「こちらは、○○○さんと仰って、昔から続く○○○家の末裔で、ここでは有名な名士のお嬢様なの。本当に素敵な方でしょう〜!!世が世なら、お姫様なのよ!」と、私に

お客様を紹介された経営者さんもいらっしゃいました。
優しい笑顔の素敵なお嬢さんでしたのに。せっかくご紹介くださるのなら、別なご紹介をしていただきたかった。本当に残念です。

スタッフの皆さんも、経営者のこの発言には違和感をお持ちでした。

 

 生まれ育ちなど本人ではどうにもならないものや、収入で得られるものではなくて、

努力とその結果得たもの、性格の良さなどの美点(長所)について、賞賛することが

「褒める」ことではないかな?と私は思うのです。あくまで私見ですが。

 

ブランド品でいいものを判断することは簡単ですが、ノンブランドでも良いものはある。

人に対しても、それは当てはまると思うのです。ブランド品の中にも外れもあるわけで。

お金持ちの名家に生まれても、ビッチ(失礼!)なお嬢さんやドラ息子もいますしね。

 

 ちゃんと、フラットに相手を見る。それは、修行のいることでもあります。

そして、自分が褒めてもらって素直に嬉しかったことを思い出してみる。

「褒める」って、素直な目を持てる人の身に備わるセンスのようなものかもしれません。

言葉は、決して大げさなものではなくて。

「仕事が丁寧」とか、「心遣いが細やか」「センスが良い」「勤勉」「好奇心が旺盛」

「明るい色がとっても似合う」「姿勢がいい」・・・などなど。

そんな小さな「いいこと」をすくい上げることができれば、時に「相手に対して攻撃的な言葉を投げつけてしまう自分」に会わなくて済むかもしれません。喧嘩腰になる機会が減るかも。

嫌な思いをすることが減りますね。

 

 そうか・・・

「褒める」能力を身につけることは、自分の幸せに繋がることだったのですね。

褒め方のコツというか、HOW TO について最初は書いていたつもりだったのですが、ここに

辿り着くとは思っていませんでした。

未熟者なので、素直な目で、褒めるセンスを磨く修行、頑張ります!!

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

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