「お洒落」と「苦行」?
最近、「ブラジリアンワックス」の話題に個人的に何回か遭遇?することがありました。
脱毛については、昔から女性の間では「脇」の処理方法の情報交換は多かったのですけれど・・・。
今回、話題になったのは、「脇」ではないんですよね。そう、アンダーヘアの問題です。
一つは、友人の海外旅行の土産話から。南の国にバカンスに出かけた時に、同行した彼女と同じ妙齢😀の女性が「ものすごく露出度の高い水着」を現地で選んで購入したので、「大丈夫なの?」と聞いたら「ブラジリアンワックスでツルツルだから、何の問題もないのよ!」と言ったという・・・。
壇蜜さんと同じく、全く「無し」の状態だと言います。(あ、確認したかどうかは聞いていませんが😅)
水着や透け感のあるお洒落な下着をつける時には、邪魔ではあるし、処理したいですよね。
もう一つ、私の年下の友人からの話題。欧米人の恋人を持つ女性が知人にいるのだけれど、その知人が恋人に「アンダーヘアをお手入れすべきだ」と言われたという話。
現在、欧米では男性のスポーツ選手がアンダーヘアを「ブラジリアンワックス」で処理するのが、もう当たり前になっているそうなので、日本人の、しかも女性が「ナチュラル」な状態であることにびっくりしてしまう様だとか。
アンダーヘアではありませんが、体操の内村航平選手の脇の下について、他国の選手が「おお〜っ!ナチュラル!」と感嘆する?シーンがテレビで放送された記憶がありますし(体操選手は、男性も脇を処理するの?)、海外で活躍しているサッカー日本代表選手が、自分もチームメイトにならって、アンダーヘアを「ブラジリアンワックス」でツルツルにしたと言う発言を何度か聞いています。衛生的に考えて、そうすべきだと考えられている模様です。
Tバック水着を着る(リオのカーニバルの衣装も!)ブラジルの女性のニーズが大きかったかもしれません。だから「ブラジリアンワックス」というのかな?
そういう女性たちの情熱もあって、急速に広がったのでしょうね。ここ10〜15年のことだと思います。何故ならば、そう昔でもない海外の映画のヌードシーンでは、「ナチュラル」な状態をかなり見かけたからです。
日本では、アンダーヘアの処理をしているのは「プロ」の女性だという意識が残っていて、少し抵抗もあるでしょう。女優やモデル、タレント以外に、セクシーなスタイルをする機会が圧倒的に多い仕事をしている女性という意味で。
でも、きっとここまできたら、あっという間に常識になってしまうかもしれません。
昔、吉原の花魁が「町娘たちのお洒落アイコン」で、その着こなしを話題にしたり真似た様に。現代女性のお洒落アイコンの「ビクトリア・シークレット」の「エンジェル」に、彼女たちが少しでも近づきたいと思っているなら。
お洒落したいという気持ちと、アイドルの力は大きいですからね。
で、ワックス脱毛ですけれど・・・。これ、痛いですよ?技術が未熟な人に当たると、手足の産毛の脱毛でさえ赤く腫れて、何日も熱を持ってしまいます。「苦行」です。「ブラジリアンワックス」が流行る前ですけれど、私、エステティシャンの資格取得授業でやりました。
ただでさえ肌の負担がかかるのに、剥がすタイミングとか力加減をしくじると、かなりキツイんです。ワックスを使った脱毛は、確かに安くはあるのですけれど、安いのにはやっぱり理由がありますから。自分できちんと肌のことを考えてリスク管理をする必要があります。
しかも、箇所がとってもデリケートな部分ですし。肌の強さは人それぞれですが、弱い人には絶対お勧めしません。痛みやアフターケアなどを考えて、できればちゃんとした美容外科での脱毛をお勧めします。
個人的には、相手がいくら熟練の技術者であったとしても、エステティックサロンや美容外科で 股間の脱毛を依頼するっていうことに、非常に抵抗があります😂・・・。
その辺も苦痛です。なんかもう、苦行なのか?羞恥プレイなんじゃない?かと思ってしまう。😅 だから、その必要かあるかどうかという以前に、私には無理ですね。
最初にVIO脱毛と聞いた時には、一瞬何かわかりませんでした。ここ最近は、Vライン(ビキニライン)、Iライン[ゾーン?](尿道・生殖器付近)、Oゾーン(肛門まわり)は市民権を得ているみたいです。
女性の「お洒落にかける情熱とエネルギー」は物凄いものがありますね。羞恥心も超える。料金とか目先のことに心が奪われて、冷静な判断ができないことも多々あるので、どうかご注意くださいね。トラブルにあってしまったら、料金が安価だったとしても、ちっともお得じゃない。今までも、新しいサービスが登場して話題になる度に、トラブルが沢山ありました。
失敗したピアスの穴とか、アイラインや眉のアートメイク、まつ毛パーマ、まつ毛エクステンションのトラブル・・・。
新しいサービスは、多くは資格がなくてもできる自由業です。流行りに乗って簡単に稼げると思って、技術や知識が不足している人たちも、どんどん参入してきます。その結果、トラブルに合う人の数も増加します。被害を見過ごせなくなってから行政は動くので、規制や法律が追いつかないのです。例えば、まつ毛エクステンションは、今は「美容師資格」がないと提供できないサービスになりました。スタート時はそうではありませんでした。まつ毛パーマは、そもそも「まつ毛用のパーマ液」が無いので、薬剤の目的外使用になり、提供できるサービスではありません。そのサービス自体が違法です。サービスを提供している側が、後で通達された規制を知らないで、続けていたりすることも多いのです。
皆さんがそんな怪我やトラブルに悩まされずに、楽しくお洒落が楽しめます様に。
「安全と安心」「腕の良さ」の両方のリサーチをお忘れなく。
「Vライン」「Oゾーン」「Iライン」について、」これほど話題になることが多くなるとは。