秋が早足で。
今年の秋は雨が多いためか、金木犀の香りを楽しむ期間が短かったような気がします。
昨日は、青空を久々に見ることができました。
洗濯機を沢山回した人も多かったのではないでしょうか?
一年の長さは同じはずなのに「今年は春が遅い」「夏が長い」「秋がなくて、いきなり冬」とか、その時その時の印象が、全く違う。
気温や天気の影響の大きさがわかります。
最近は、それとは別に、年々一年が短くなる気がします。
「もう、クリスマス?の商品、売ってるの?」「お節の予約の広告が入ってる!」とか。
小学生の時は夏休みが長過ぎて、「早く学校、始まらないかな〜!」と思ったりしました。
宿題もあったし、ラジオ体操も夏休み中は毎日通ったし、結構忙しい毎日だったのに。
田んぼの畦を駆け回ったし、林でカブトムシを捕まえたりで、自然?を満喫しまくりでした。
サバイバルな経験値が、高かったなあと思います。
グミ(お菓子じゃないよ?)をつまんだり、花の蜜を吸ったりもしました。
残念ながら、そんな風に楽しかった時期を過ごした小学校は廃校になってしまって、校舎の後には記念碑が建っています。
あの頃のような季節に寄り添っていた優しい毎日は、大人には手に入らないのでしょうか?
会社員の頃もそれなりに季節を楽しんでいたと思っていたのですが、今思うと、やっぱり余裕がなかったんだなあと思います。
バタバタすることが多くて。
仕事と季節が連動していました。
季節の行事を利用して、売り上げを作ることに軸足がありました。
季節を意識してはいたけれど、純粋には楽しめてはいなかったんですね。
ですから、プライベートサロンは、お客様には「季節の移ろいを愛でていただけるような空間」にしたいと思っています。
わずかなひと時ではあるけれど、肩の力を抜いてホッとしていただけるような。
せわしない毎日を、少しだけでも忘れていただけるような。
「年内オープン!」を目指して、具体的に動き出しました。
サロン用の機器を選びに、メーカーさんにも出かけてきました。
どこまでイメージに合わせて準備ができるか・・・。
私自身のためにも、楽しみながら選んで行きたいと思います。
そういう意味で、今年の秋は早足で駆け抜けそうな・・・勢いです。