美しいお箸と箸置き。
「お箸の国の人だもの。」
随分と以前に流れた、三田佳子さんの「味の素のほんだし」のCMのセリフです。
コピーライターさんは、矢谷健一さん。
さらっと、素敵なコピーですね。
難しくない言葉なのに、心にするりと落ちてくる。
温かい湯気の向こうの和食が見える。
そんな和食をいただく時に・・・自分が手に取りたいお箸は、どんなお箸でしょうか?
実はここ数年、気に入って使っているお箸があります。
華奢で、丁寧にゆっくり食事がしたくなる、美しいお箸です。
これも、雑貨&アパレル、インテリアを扱う「ダブルディ」さんで見つけたものでしたが、その当時はメーカー名が一切判りませんでした。
「細いお箸」で検索したら、割合簡単にヒットして、アマゾンその他で購入が可能でした。
同じお箸を販売している会社が、多数存在しています。
でも・・・肝心のメーカーさんがどれなのか?が判らない。
頑張って検索して、なんとかたどり着きました。
積層材のパイオニアでもある、箸のトーホクさんでした。
元々は東京のメーカーさんだったそうですが、現在は秋田を本拠地にされているのだとか。
このお箸・・・食洗機に対応できていることもウリの一つです。
つまり、丈夫なのですね。
それから、似合いそうな箸置きを、ゆっくり探すことにしました。
そして夏に、百貨店の食器売り場で綺麗な竹製の箸置きを見つけました。
京都の公長斎小菅(こうちょうさいこすが)さんの商品です。
竹製ですから、初冬の食器売り場のディスプレイには、ちょっと馴染みません。
ですから、今は売り場で目にする機会がないかもしれません。
本当にシンプルで美しい箸置きだなあと思います。価格もリーズナブルで。
年配の一人暮らしの方や忙しい独身者は、割り箸をずっと使い回したり、洗い物の手間を減らしたいと思って、お皿を使わないようにしがち。
食事を目でも楽しむ余裕が・・・無いのかも。
ちょっとしたこと(お箸や箸置きを使用すること)で、幸せなお食事時間になる気がするのですが、如何でしょう?
実家の母も、綺麗な食器が沢山あるのに、普段はオマケで貰ったモノを使っています。
パックのお惣菜の容器のまま、ご飯を済ましてしまうこともある。
綺麗な食器がせっかくあるのに、生きているうちに使わなくてどうするのか?と、帰省のたびに言ってしまいます(笑)。
花嫁衣装じゃあるまいに。
素敵なものは味わおうよ!!モノから力をもらおうよ!!・・・って。
以下はメーカーさんのサイトです。
例によって、私好みの素敵なモノとして、勝手にお勧めしています。
興味のある方は、是非覗いてみてください。
*****
↓積層箸のメーカー:トーホクさんのサイト
http://www.to-hoku.co.jp
↓竹製品の京都の老舗:公長斎小菅(こうちょうさいこすが)さんのサイト
http://www.kohchosai.co.jp