楽チンに「着物」。

February 15, 2019

 

 「免許ないのに、着付け教えてもいいの〜!?」

偶然、20代前後の女の子たちの話を小耳に挟みました。

どうやら「着付け講師の資格」を、国家資格だと思っているようでした。

 

「着物の着方は色々ある」し、「着付けを教えるのに免許は要らない」のですけれどね。

 

着物は日本の民族衣装で、その昔は誰でも着ていたものです。

だから、着方は「出来上がり」が全て。

・足袋を履いて、肌着→長襦袢→長着の順番で着て、帯を締める。

・下着が下品に透けないこと。

最低限、これだけを押さえておけば、途中をどう辿ろうが色々やり方があって構わない。

 

勘違いしやすいのは、着付けをカリキュラムに組み込んでいる美容学校があるから。

美容師は国家資格ですから、混乱してしまうのでしょう。

 

冠婚葬祭のルールや季節、着物と帯の相性など、知っていた方が良い知識は沢山あります。

ですが、お洒落着や普段着として着る分には、結構、自由度が高いのです。

 

「ハイカラさんが通る」の頃は、袴にブーツ、着物にハイネックのセーターやマオカラーのシャツ、頭にはハンチングやベレー帽を被ったり。

楽しい着方が沢山生まれました。

 

 私はトラディショナルでシンプルな着方が好みですが、省けるところは省きまくっています。

 

「肌襦袢」「裾除け」と「長襦袢」と「伊達締め」は、「替え襟ファスナー付き」の「筒袖」「二部式襦袢で代用出来てしまいます。

二部式長襦袢は、別名「嘘つき」と言います。

 

替え襟部分はファスナーで着脱可能で、半衿を糸で長襦袢に付けたり外したりが無くて、洗濯も簡単。

「襟芯」を入れる必要もない。

更に、筒袖タイプを選べば、重ねる襦袢の袖丈の長さや幅が合わずに、着物の袂(たもと)からハミ出す」ことがありません。

 

替え袖がマジックテープで可能な「嘘つき」もあります。

「着物と襦袢の袂部分の色合わせを楽しむお洒落」が、楽しめます。

その際は、着物の袂と裄や袖丈が合っていないと美しくありません。要注意です。

 

暑い夏に「肌着」に「補正のタオル類」や「長襦袢」に「沢山の紐類」なんて・・・無理。

教科書通りに着ていたら、熱中症で倒れちゃいますよ?

それに・・・着膨れしちゃって美しくありません。

省けるものは省いちゃって、良し!!

 

色っぽくない着物用のブラも使いません。

デザイン的にスポーツブラの方が好みだし、こちらの方が変な胸の潰れ方もしないですし。

もしくは、ワコールさんの「胸を小さく見せるブラ」を着用すれば、事足ります。

 

特別に補正はしません。

昔の人は補正無しだし、特別な「衣装」ではなく、普段着だから。

着物の構造が分かってくれば、着崩れも恐くありません。

直せますもの。

 

 と、いうことで・・・以下は、私が着物を着る時に揃えるものです。

 

◾️着付けの手助けになる道具

・仮紐(3本くらい)と、クリップ数個

 

◾️着付けに必要な小物

・腰紐(ゴムベルト)

・コーリンベルト(着物の上前と下前を抑えるクリップ付きゴムベルト)

・帯枕(ガーゼ付き)

・帯板

 

◾️着物用の下着

ファスナー付き替え襟」の「筒袖」「二部式襦袢」

 

◾️着物一式

・下駄か草履

・足袋

・長着(着物のこと)

・帯

・帯揚げ

・帯締め

 

省いても、これだけあります。

それでも、着たいと思える魅力が、着物にはありますね。

私にとっては、楽しいコスプレ(笑)。

 

さて。

あなたが、もし、着付け教室に通うことを考えているのなら以下を参考までに。

 

*************

 

 ●●着付け教室は、●●流の生け花やお茶などの教室と同じです。

ですから着付け講師の資格は、民間資格のひとつです。

 

「●●着付け教室」の講師は、基本的にそこの教室の生徒さんだった人たちです。

「●●着付け教室」ごとに独自の教え方がありますし、使用する小物の選び方も違います。

流派みたいなものですね。

 

私も着付け教室に通ったクチですが、私が求めるものと、着付け教室が提供してくれるものが合致しませんでした。(現在の着方は、その頃習ったものでは全くありません。)

多くの着付け教室は、生徒さんたちを「お免状」を人質に講師として育成しつつ、お金を払わせ続けるシステムに巻き込みます。(辛辣な言い方になって申し訳ありません!)

 

私は自分が着物を着たかっただけなので、相性が良い訳がないですよね。

チラシの情報でテキトーに選ぶと、後から面倒臭いことになるので気をつけないと!

 

そこで、着付け教室を選ぶ際に、確認しておいた方が良いことを挙げてみました。

 

・自分は着物を着る技術を学びたい(今、持っている着物を着たい)だけなのか?

 いずれ講師になれたらいいなと思うのか?

 

・講師の免状を出したり、段階ごとに試験をする教室なのかどうか?

・月謝の変動の有無や幅がどれくらいあるか?

・会費制のパーティや、頒布会(着物の販売会)の参加を強要される機会や可能性があるか?

・事務局が親切で、対応に慣れて(電話の応対が不味かったら辞めた方が無難)いるのか?

 

自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?どれにするのか?価値観が合うのか?

「人生は選択の連続だ!」・・・ですね。

 

*****

写真は、春待つ気持ちのコーディネイト。

 

 

 

 

 

 

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