朝の蓮の花。
高校時代に通学の途中、横切っていた神社の境内。
午前中に訪れるのは、その時以来です。
神社は整備されたり建物が増築されたりしてました。
久しぶりに朝の散歩と称して神社の境内を歩いて見たら、思いもかけずに蓮の花を楽しむことが出来ました。
蓮の花は午前中にしか楽しめないとか。
花が開くときに「ポン!」と音がするとかしないとか?
そんな音を聞くほど、朝早い時間に蓮池を訪れたことはありませんが、もし、本当なら聞いてみたい気がします。
沢山のピンクの蓮のつぼみや花が開いている様は、その上を天女が浮かんでいる図を連想させます。
朝靄の中、蓮の花の上で美しい天女が楽を奏でていても、少しも違和感を感じないかも。
久々に、蓮の花をモチーフにイラストでも描いてみようかなあと、思ったり。
帰省の期間のお楽しみは、懐かしい場所を訪れること。
それから、今も付き合いが続いている友人とのランチや日帰り旅行など。
毎回それが可能かといえば、そうも行かないのですが(なにせ、みんな大人だから忙しい)、意識して機会を設けないと、あっという間に時が過ぎてしまいます。
アルバイトをしていた神社の近くの2階の喫茶店は、店名が変わってしまいました。
当時、60代中頃だったであろうママは、お元気なのでしょうか?
そのほかにアルバイトをしていた喫茶店や、近くにあった日活の映画館やお風呂やさんは、既にありません。
当時、お世話になった人たちの連絡先も判りません。
あんなに毎日顔を合わせていたのに。
名前もうろ覚えになってしまいました。
いつも、近くにあるようでいたのに、気がついた時には掌から零れ落ちてしまっていました。
時間やご縁は無限ではありませんね。
懐かしい場所も、そのままではありません。
大好きな人達との縁は、なるべく手放さないようにしたいと思います。
今後の人生の中で、それほど気の合う人と出会えるとは限らないし、気の置けない友人と過ごす時間が、自分を励ましてくれることがありますから。
大事な懐かしい思い出。
未来のためにも、大切にしたいです。
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写真は、朝の10時半くらいの蓮池の様子です。
もっと早い時間だったら、沢山花が開いていたかもしれません。
・・・当時はこれほど沢山の蓮の花があったかしら??・・・記憶がありません。