「ルビ」を振る。


 「唆る」。

皆さん、すらっと読めました?

 この漢字。

小学生がいとも簡単に「そそ・る」と読むんですよ。

そして、ちゃんと、書ける。

意味を理解している。

・・・大好きな漫画に、この表現が使われているからなのですって。

少年たちが読めるように。ちゃんと「ルビ」が振ってある。

難しい漢字や表現を、「かっこいい!」と彼らは感じるそうなのです。

 「かっこいい!!」ことは、使ってみたくなります。

面白いことは、するりと頭に入ってくるし、蓄積されるんです。

 簡単な表現を極力使うように新聞が変わって、「ルビ」を見ることが少なくなりました。

漢字で全部書くところを、当用漢字ではないからという理由で、2文字のうちの1文字をひらがなにされたために意味が取れなくて読めない・・・なんてこと、ありませんか?

結構な頻度だと思うのですが、如何でしょうか?

 難しい漢字なら、ルビを振ってくれたらいいんじゃないの??

読者を馬鹿にしているというか・・・知的欲求に蓋をしていませんかね?

 以前の新聞記事には、きちんと「ルビ」が振られていたと記憶しています。

新聞や漫画やSF小説に振られた「ルビ」で、漢字を覚えることがとても多かった。

自然と覚えましたから。

おかげで、小中学時代は楽チンでした。

努力しなくても漢字の書き取りには苦労しませんでしたし、生物や化学、数学的な知識も、「面白い!」と感じるとどんどん頭に入ったので。

 私の親の世代は、漫画を読む子どもは馬鹿になると思っている人たちが多かったですし、同世代でも頑なに「漫画を読まない」人がいたのでした。

読書と漫画を区別する必要ってあるかな〜?

絵本を読む(見る?)のも読書なんだし。

・・・とにかく。

「ルビ」を振ることが、知識の扉を開くことがある。

「ルビ」を振ることが、知的好奇心を刺激することがある。

簡単にすれば良いわけじゃ無いってこと。

そういうことを大事にして欲しいな・・・と、楽しい子ども時代を過ごした「元 子供」は思います。

「ルビ」・・・。

振って欲しいです。

・・・大人の知的好奇心だって、多いに刺激されるきっかけにもなると思うので。

*****

夏休みの虫取りに、ワクワクしそうな小道です。

畑や神社やお寺に繋がる細い脇道は緑の香りがします。

小道の先には、未知の世界が広がっているかも?

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