2040年には・・・。
2040年には、独身者が全体の47%になるそうな。
因みに、この”独身者”には、離婚歴や死別、子供がいるとか恋人がいる・・・は、加味されていません。
高齢者よりも既婚者よりも、独身者が多い未来がすぐそこにやってきています。
(詳細は、ディスカバー携書 荒川和久&中野信子共著 「一人で生きるが当たり前になる社会」で)
この頃には、価値観の大逆転が起こっているんじゃないかしらん?
夫婦別姓・・・法案が通っているかも。
独身者が当たり前なら、姓名選択に悩むこともなくなるのでは?
子供が欲しい恋人同士なら、親子関係がハッキリしていればいいと思うし、共同で育てたらいいと思う。
フランスは、事実婚制度PACS(”パックス”=法的な結婚をしなくても、税制上で結婚とほぼ同等の法的優遇が受けられる。親になった場合は共同親権がある。)が当たり前になっているそうです。
制度の議論が進めばいいな。
まず、個人が幸福になるための制度設計じゃなきゃ・・・ね?
例えば研究者が積み上げたキャリアが、結婚することで氏名が変わって台無しになる・・・なんて無意味だし。
私の両親の世代は、「結婚できないのは何かしら理由がある」「子供が出来て一人前」・・・が、常識で。
悪気はないらしいのですが、その常識を振り回わして人を傷付けていることに、気がつかない。
私もだいぶやられたクチなのですが、価値観が固定されている人に、何がおかしいかを理解させるのは至難の技ですね。
みんながほぼ結婚できていた時代というのは、お見合い結婚がほとんどだった訳です。
ウチの両親も御多分にもれず。
極端な話では、結婚式まで旦那さんの顔も知らなかった人がいたとも言いますし。
恋愛関係がないまま夫婦になって親になって、仲良く暮らせた人も少なくないらしい。
愛情を感じる前に、結婚できてしまうことが私には不思議でたまりませんけれど。
それに仲人を買って出る、お節介な人たちが大勢いらして。
家の経済状況とか環境が吊り合う者同士をマッチングして紹介していたようですから、そうそう価値観が異なる組み合わせにならなかった模様です。
そもそも、結婚は「家と家」という考えが残る時代ですから、当人たちが主役じゃなかった。
恋愛結婚自体、とても少なかった。
そして、恋愛結婚は当たり前ですけれど、当人たちが主役なのです。
殆どが結婚していたという事実は、ある意味・・・幻想ですよね?
仲人さん的な人たちがいないと、結婚にたどり着けていなかった訳だから。
だから、今、生涯未婚率が上がっているのは不思議でも何でもなくて。
難なく?恋愛してる人って、今も昔もほぼ2〜3割前後なんだそうです。
恋愛強者3割の法則・・・と荒川氏は語ってらっしゃいます。
バレンタインディに沢山告白された男子とか、卒業式に制服のボタン取られまくりの男子って、クラスに1人〜多くても3人くらいじゃありませんでした?
モテモテの女子っていうのも、クラスに1人居たかなあ?って感じでしょ?
それを考えると、片思いは沢山あるけど、互いの気持ちが通じて付き合うって、多くは無いことなんだろうなぁ・・・と思う訳です。
モテる人の割合は昔から変化無し。
それに、モテる人が必ずしも結婚するとは限りません。
モテる要素を沢山持っている人でも、恋愛に興味がないってこともある。
恋愛が楽しめていればよくって、結婚というものにはにメリットを感じないかもしれません。
恋愛の成就が結婚・・・とも限りませんし。
・・・周りと比べて落ち込む必要は全く無いんじゃないかな?
とはいえ、素敵な片思いや恋愛は、人生を潤す甘い水・・・甘露です。
成就してもしなくても。
相手が手の届かないアイドルだろうが、何だろうが。
味わえることはとても幸せなことだし、明日への活力なのは間違いありません。
少しでも意中の人に、かっこよく見せたいと努力しちゃう自分は可愛いです。
素敵な背伸び・・・を、これからも沢山したいと思います。
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高校生の頃、学校の帰りに明治屋で購入したポンパドールのフレーバーティ。
未来の扉を開ける様な、ワクワクした感じがありました。
お小遣いの少なかった高校生の外国への憧れとちょっぴりの背伸びでしたか・・・ね。
今も、時々買って楽しんでいます。
最近のお気に入りは、ノンカフェインのオレンジルイボスティです。
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