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3月うさぎが・・・


 「三月うさぎ」という表現を知ったのは、随分昔のことです。

萩尾望都さんの漫画「三月兎が集団で」というタイトルの作品で。

「三月うさぎ」がどう作品に関係しているのか、全くわかっていなかったのですが。

字面がとにかく魅力的だったんですよね。なので、覚えているのですが、中身が記憶にない。

学園祭で演劇『三月兎が集団で!』をやった記憶もあるのに。

ドタバタ学園ものだったと薄っすら覚えているだけ。

作品が、不思議の国のアリスに繋がっているとか、元の表現が英国にあるなんて、全く解っていませんでした。

Mad as a March hare (三月のうさぎの様に気が狂っている)という英語の成句を元に、

ルイス・キャロルが、「不思議の国のアリス」の「狂ったお茶会」に登場する野うさぎのキャラクター名にしたなんて!!

 3月頃から繁殖期を迎えるうさぎのソワソワした感じが、ちょっと「おかしいんじゃない?」という状態を表現しているらしいと理解したのは、ずうっと後になってから。

思春期(ヒトではそういうけど)に突入する時期の、バタバタ、ソワソワな感じを表現するにはぴったりだったのかもしれません。

春は多くの生物の繁殖期でもあるわけで、ルンルンと浮つき気味な気分をイメージしやすい。

気分が停滞気味の、冬のトンネルをやっと抜けるのですから。

「不思議の国のアリス」は、ジョン・テニエルの挿絵とともに魅力的なモチーフでした。

他にもチシャ猫やハンプティダンプティなどの魅力的なキャラクターが盛り沢山でした。

ですが、有名だったためか、私は真剣に読んでいないんですよね。

「星の王子さま」や「プーさん」と一緒で。挿絵が「魅力的過ぎた」のかもしれません。

 年度末という区切りでもあるため、3月は私にとってありがたくない「支払い」がラッシュです。会員年会費だとか、提出だとか、申請だとか・・・。締め切り満載。

思春期ではない、ソワソワに悩まされています🤣。

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