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消費者とズレていくアピール


「泡立て」のデモンストレーションをやっているメーカーさんが複数ありますよね?

このように丁寧に泡立てます」って、化粧品を手で泡立てる方法を説明する美容部員さん。

メーカーの美容部員さんは会社から「商品」のアピール方法を教えられて、そのままお客様にお伝えしています。

で・す・が・・・時短メイクなどに飛びつくような「一般のお客様」には「ゆっくり泡立てしている時間」はありません。

クレンジングで 化粧を落とす夜はともかく、朝の洗顔にそんな暇あるか〜!!

しかも、手に油分など余分なものが付着してたり不器用だったりしたら、同じように泡立つことはありません。私自身、会社員時代にプレゼンテーションを受けてトライしたことがありますが、上手に泡が立たなかったです。器用な方なんですよ〜!?自分で言うのもなんですが。

化粧品フリークでもなければ、そんな泡立てを続けられないですよねぇ。

その商品、泡立てスポンジやネットを使用したって、「質の良い泡がたっぷりできる」はず。

アピールすべきは「泡の立て方」ではなく「泡の質の良さや感触」「化粧品」だと思うのです。余計な時間がかかる高度なテクニックを、お客様に強要しなくてもいいと思いませんか?

スキンケアの入門編の「洗顔」を難しくしてしまっては、お客様の購入も遠のきます。

商品の何をお伝えするのが良いのか? スタッフの皆さんは「自分がお客様だったら響くのはどこ?」か?もう一度考えてみてはいかがでしょう。

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