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芍薬とアルプス乙女(姫林檎)。


 ずっと数年前から欲しかった芍薬とアルプス乙女(姫林檎)の鉢植え。

芍薬は切り花なら手に入りやすいのですが、鉢植えは花屋さんに並びません。

アルプス乙女の鉢植えや苗は、ホームセンターでも見つけにくい。


気が付くと、花の季節が終わっていたり実がついた鉢の販売時期から外れていたり。

そんなこんなで手にすることが出来ないでいたのでしたが、たまたま出かけたホームセンターで数種類の芍薬の鉢植えに遭遇(去年は全然、見つけられませんでした)。

その中から、2種類を選んで我が家に迎えました。


 近所のお庭を通り過ぎると、クラブアップルのお花が咲いているのを発見して。

今なら、お花の咲いたアルプス乙女の鉢植えが売りに出ているかも??と、Amazonで探してみました。

・・・あるある!


 と、言うことで。

思いもかけず、欲しかった鉢植えをどちらもGET!

まん丸の蕾を付けた芍薬の開花を楽しみにしているところです。

アルプス乙女の方は、花が終わって直径1cmほどの小さな実が数個確認できています。

これからちょっとずつ大きくなって、赤いピンポン球くらいの実に育っていくでしょう。


 さてさて。

今回もなのですが、知識があっても腑に落ちていない・・・というのか、道理がわかっていないということがありまして。

芍薬の花って、切り花を買うと上手に開花させることが出来ないことが多いですよね?

で、芍薬の蕾を濡れたテッシュなんかで拭いてあげてくださいね?と花屋さんで毎回教わるのですが・・・。

ほら、蜜で花弁が貼りついてしまうから。

だから、拭いてあげないといけないのですけれど。


 

 懇意にしている花屋さんに、「実家の近所の芍薬を育てている農家(でも、出荷していないと思われる)さんがあるのだけれど、ほったらかしにしているのに花が綺麗に開くのですよ〜 何故でしょうね?」って聞いてみました。

「そりゃ、だって。蝶々や蜂が蜜を舐め摂ってくれるじゃない?」


 あ・・・そっかぁ〜!

ワタクシ、膝を打ちました。

蜜が溢れるってことは昆虫の力を借りて受粉させる為ってことだから。

開花の前にここに蜜が沢山あることを学習させておくってことかぁ〜!

私も大概ボーっとしてるなぁ・・・。


 切り花で蕾のうちに出荷された花には、蝶々や蜂が蜜を舐めには来てくれないから。

買った人間が代わりに作業をやれねばならないのでした。

そして、我が家に迎えた鉢植えですが・・・庭に置いているので。

躑躅の蜜を味わいに来たミツバチやらマルハナバチやら蝶々たちに、ついでにしっかりケアして貰っているようです。

写真にもある様に、蜜で花弁が貼りついてもいませんし、軽く開き初めている模様です。


 新潟市は、お天気が良くても20℃に届かなかったりな”肌寒い日”が、まだ少し多め。

鮮やかな開花には、もう少し時間が掛かりそうです。


 ちなみに姫林檎の一つのアルプス乙女を選んだのは、病気に罹りにくい品種だと聞いたことがあるからで。

実を収穫できたら、丸ごと焼き林檎にしてパイ生地で包んで焼いてみたい!という目論見もありました。

春の楽しみと秋の楽しみを一度に手に入れた5月です。


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