「宝石の国」と翡翠とジオパーク。
「宝石の国」。
旅行で出掛けた糸魚川のフォッサマグナミュージアムで、「宝石の国」に出会いました。
市川春子氏原作の漫画とアニメ。
美しいタイトルと作画、独創的な発想。魅力的です。
漫画は結構読む方なのですが、存知あげませんでした。
糸魚川と言えば、翡翠とフォッサマグナとジオパーク。
この度「宝石の国」とのコラボが実現して、特別展が開催(10月28日迄)されています。
「宝石の国」を読むための予習?としても楽しめます。
「宝石の国」のキャラクターである宝石たちがイラストとともに紹介されていて、当然、翡翠(=jade)もキャラクターの一人です。
コミックは、ミュージアムショップで1〜2巻だけ購入しました。
全8巻(現在まで)は旅の荷物にはちょっと重いので、大人買いは控えることにしました。
展示で、25℃を超えると液体化する鉱物(Antarcticite :アンタークチサイト=南極石。宝石の国のキャラクターの一人としても登場。)や、石のくせに伸び縮みするこんにゃく石の存在を知りました。
強さには、硬い(hard)と強靭(tough)があって、ダイヤモンドは硬度はあるけど、脆いとか・・・。
面白い情報に、知的好奇心が刺激されます。
ミュージアム内は一目でそれと分かるアニメファンとジオパークファンが、それぞれ熱心に展示を楽しんでいました。
今までは同じ場所には決して集わなかったであろう人たちが一堂に会する・・・企画の面白さですね。アニメファンとジオパークファンとの、思わぬ邂逅。
糸魚川は北陸新幹線の停車駅ともなりましたので、関東からのアクセスが抜群に良くなりました。フォッサマグナミュージアムへは、北アルプス口(ぐち)から巡回バスを利用して、100円で辿り着けます。
ミュージアムには自販機はありますが、Cafeの類はありません。
お腹を空かして出掛けないようにご注意くださいね。
私が出掛けた時は、ミュージアムの外にコーヒーやホットドッグを提供する移動販売店が1店営業していました。
そうそう。
思わぬ邂逅と言えば・・・糸魚川駅のジオパル内に「多分、鉄オタ絶賛!!」なジオラマが展示されていて、こちらもかなりディープでした。
海の幸も山の幸も豊富で、ご飯も美味しいと思います。
糸魚川大火で、被災した商店街も逞しく復興しています。
フォッサマグナミュージアムは満足度が高いです。
県内は勿論、関東や中部、近畿からのリピーターも相当数いらっしゃるようです。
・・・この秋おすすめな、小さな旅でした。
**上の写真は、糸魚川の山々とコスモス。
下は順に、フォッサマグナミュージアム特別展の案内とミュージアム、ジオパル内のジオラマ(糸魚川の姫川港付近)。