夏休みの冒険。

August 7, 2018

 

 

 NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組で、歳をとると1年が早く感じるのは、感動が減ってくるからだというお話がありました。

有識者の説明によると、19歳くらいをピークに、感動することが減ってくるそうです。

 

確かに。

キラキラした思い出は、20歳前後までのものが多いなあと、感じます。

 

 「電車を乗り継いでおじいちゃんの家までの一人旅」をした小学四年生の夏休み」。

 

心臓がバクバク、ワクワクしました。

田舎だし、のんびりした時代でしたから、ありがちな経験の一つですが、現在は「子供がたった一人で小さな旅をする」のはちょっと難しいかもしれません。

 

乗り換え駅名は?どこに向かう電車に乗るのか?お金はいくらかかるのか?迷ったらどうするのか?・・・。

母に一所懸命に聞いて、紙にメモ書きをして備えました。

無事に着いた時は、達成感よりもホッとしたのを覚えています。

小心者の私は、緊張感で硬直気味だったと思います。

子供の私にとっては、凄い冒険でした。

 

 高校2年生の夏休みが終わって、9月も半ばをすぎた頃。

 

同級生の男の子が、沖縄で保護?されました。

新学期が始まったのに、なかなか 学校に来ないなあとは思っていましたが・・・。

ちょっと不思議な、個性的な男の子でした。

彼は夏休みに家を出て、沖縄にまで到達していたのでした。

 

クラスの反応は「すげ〜っ!」「なんで?」「どうやって?」と、驚きに満ちたものでした。

びっくりしすぎて、否定的なものは無かったと思います。

 

それまでも、隣の市から車で通勤していた担任が、夜中に自宅から30KMも離れた夜の国道を歩く彼を偶然見つけたこともあったので、「放浪癖」は周知されていたのでしたが・・・。

 

どうやって、沖縄まで辿り着いたのか?どんな経験をしたのか?詳しく聞けず仕舞でした。

 

クラスの中では独特な存在感で、いじめられている訳でもなく、すごく親しい子がいるというのでもありませんでしたが、彼が居ることに違和感はありませんでした。

 

今、彼はどんな大人になっているのでしょうか?

浅黒い肌に、びっくりまなこ、真っ黒な髪としっかりした眉。大きな通る声の持ち主でした。

今も、フラッと出掛けてしまっているのでしょうか?

どんな職業に就いているのでしょうか?

会ってみたいなぁ・・・と思います。

 

「夏休み」を感じさせるお天気が、遠い「夏の思い出」を呼び起こしました。

 

 19歳は随分遠くになってしまいましたが、これからも沢山、ワクワクしたいなと思います。

素敵な出会いや経験は、まだまだある!・・・感動する感性は残っている・・・と、思いたい・・・。

 

※※  写真は、今が旬のピカピカの茄子。

 

 

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