「グラニテ」。
「グラニテ」は、平たく言えば 氷のお菓子。
ツイッターをツラツラみておりましたら、「西瓜のグラニテ」の作り方をあげていらっしゃる方がいらして。
作り方も、それほど難しくありません。
キッチリ、メモを取りました。
色合いも食感も夏にピッタリですものね。
ご存知の方は多いかもしれませんが、「グラニテ」は、ここ1〜2年くらいで巷に認知されてきた言葉。
シャーベットよりも、なんだか高級そうなイメージがする。
新しい響きだから?
「グラニテ(=仏語 Granite)」と「ジェラート(=伊語 gelate)」。
「シャーベット(=英語 sherbet)」と「ソルベ(=仏語 sorbet)」。
何か違いがあるのかな?
新しいネーミングを探し続ける業界のいつもの手口??
フォームがフォルムに取って代わったような・・・。
グラニテとは、フランス料理のコースの途中の口直しとして供される氷菓子。
粗めのかき氷的な。
「ゴツゴツしたもの」といった意味があるようです。
果汁を凍らせたものをガリガリと掻き取って、グラスなどに盛ってお出しする。
作り方はそのようなシンプルなものから、シャンパンを凍らせたり、更にゼラチンを入れて工夫を凝らしたものまで、色々のようです。
シャーベットとソルベは同じもの(英語か?仏語か?の違い)。
綴りを見ればなんとなく判りますね?
その後、色々とアレンジされたものが増え続けています。
ジェラートはイタリア語で「凍った」という意味だそうで、しかも乳脂肪分が少なめでアイスクリームよりカロリーが低い。
日本では、アイスクリームと呼べるものは、乳固形分が15%以上(しかもその内、乳脂肪分が8%以上)ないと、アイスクリームとは認められないのだそうです。
しかも、空気の含量率も違うらしい。
ジェラートは分類上、アイスミルクに該当するのです。(日本ジェラート協会のサイトより)
・・・とはいえ、どれも夏に美味しい氷菓子。
アイスクリーム、ソフトクリーム、かき氷も。
蘊蓄もついでに楽しみながら、作るのも良し。
食べるのも良し。
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写真は「グラニテ」ならぬ、LATTE GRAPHIC の水出しアイス珈琲。
水出しアイス珈琲が薄くならないように、氷もアイスコーヒーの氷です。