桜流しの雨もなく。
今年は、ソメイヨシノの満開とほぼセットになっている桜流しの雨が、関東方面ではありませんでした。お花見にはとても良かったのですが、あっという間にシーズンが終わってしまいました。
暖かさで、その後の枝垂れ桜や八重桜もすぐに葉桜に。
気がつけば、新緑まぶしい初夏のような風が吹き抜けて行きます。
小さく白い柑橘の花の香りが香るのは、もう少し先でしょうか。
先日帰省した時は、関東で桜の花びらが散り始めた頃でした。
故郷で会ったのは満開の「梅の花」。
私の故郷には、関東より季節の便りが2週間〜1ヶ月くらい遅れて届きます。
私が故郷から戻って2〜3日で、桜が咲いたと母から聞きました。ちょっと、残念。
三寒四温の時期を過ぎた梅雨前までの期間は、花粉症さえなければ本当に大好きな季節です。
新茶の便りも届き始めました。今は、九州あたりの地域の収穫ですね。
春の力を閉じ込めたような緑の雫。まさに、甘露といった味わいです。
種まきの準備が始まる八十八夜まで、後少し。
この日に積んだお茶は上等だとか、この日に新茶を飲むと長生きするとか言われています。
京都や静岡、東京の狭山や入間などの茶所では、この日にお茶のイベントが多いそうです。
そろそろ紫外線の強さを自覚する時期なので、お洒落な麦わら帽子が店頭に並び始めました。
サングラス、長袖、日焼け止め・・・3S(サングラス、スリーブ、サンスクリーン)の準備は宜しいですか?
植物の力が盛り盛りと増して行く時は、太陽の力もとても強いので、しっかりお肌を守って楽しみたいですね。
抗酸化作用たっぷりの新茶の力を味方につけて、春を満喫しましょう。
※※写真は、桜が満開な時の散歩で寄り道した神社の参道の写真です。狛犬が、ちょっとコミカルなゴジラみたいでした。季節は過ぎてしまったのですが。