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大好きな地元のお花屋さん。


 地元の信頼できる花屋さん。

そんなにとびきりオシャレでもないのですけれど。

イトーヨーカドーの中と、近くの路面店の2店舗を運営されているのですが、ここのお花屋さんのお花の質がとってもいいんです。

それにお値段もリーズナブル。

鉢物も(ドラセナ・コンシンネとかの大物でも)買いやすい値段ですし。

最近、ユーカリの枝を購入することが数回続いたのですが(私の中ではちょっとしたブーム?)、どれも枝が大きくて、しっかりしてます。

有名なオシャレお花屋チェーンで買おうものなら、か細い一枝で800円以上するのに、その4〜5倍の枝ぶりでで300円以下のお値段。

しかも、前に購入しようとした時は、「すみません。水揚げの調子が良くないので、お客様にお買い上げ頂くわけにはいきません。」と、スタッフに断られてしまいました。

商品としての瑕疵があれば、販売しない。

その姿勢に惚れ惚れしてしまいました。

売上げばかりに気をとられていると、えいっと目をつぶって売ってしまいそうですけれどね。

それに、「ユーカリはどうしても一番先っぽの葉っぱががチリチリしてしまうので、気になるようだったら摘んであげてください。個人的には、僕はそれも味だとは思うのですが・・・。リースとかスワッグを作ります?それならどうしても先っぽは縮んだようになるので、調整してくださいね。」なんて、商品知識もバッチリな訳です。

花屋としての矜持を感じます。

プロフェッショナルとは、こう言うことだと思うのです。

分かりやすい言葉で、お花をどう楽しむかを提案できる。

自信を持って勧められる商品を販売する。

私はお客として、良心的な接客をしてくれるスタッフが扱う推奨品を、気持ちよく購入したい!と思います。

なので、少し遠いのですが、ここでお花を買っています。

 ね?

本当は、「お店がお客様を選んでいる」のですよ。

例えば、シャネルのバッグを持つ人はいるけれど、それを「シャネルの店舗で買おうと思う」のか、「シャネルであることには変わりがないのだから質屋で買ってもいいじゃない?安く買えるし」と思うのか?

はたまた、偽物(バッタもん)?の「シャネルっぽいのでいいじゃん!」と思うのか?

お客様の質もニーズも違うでしょう?

どういうお客様をターゲットにするのかは、同じ「花屋」さんでも違うと思います。

だから、戦略も自ずと違ってくる。

例えば、青山フラワーマーケットは、「お花を1本から購入する人たち」をターゲットにしていると聞いたことがあります。

自分のためにお花を買う人をメインに考えている。

だから、アレンジ名が、「グラスブーケ」だったり、「リビングブーケ」だったりする。

「お花は人にあげるもの」と考えている人だけではないですからね。

勿論、人にあげるためのセンスの良いアレンジメントも用意してありますけれど。

私は、良い商品(高級品というのではなくて)を、ソフトな接客をしてくれるスタッフから、気分良く購入できるお店を選びたいと思います。

皆さんは、いかがですか?

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